アジアンブリーズ2020
ウィスコンシンステイトリーグで活躍する工藤選手が地元メディアで掲載されました!
今回、そのインタビュー記事を翻訳し掲載させていただきます。
記事原文はこちら
1, バックグラウンドを教えてください。出身、年齢、野球を始めたのはいつですか、家族は野球をしていますか。
神奈川県川崎市出身で24歳です。
野球は小学校2年生から始めましたが、当初はサッカーに力を入れており、野球は試合する人数が足りないときの人数合わせとして参加してました。
サッカーでは地元のチームと横浜F・マリノスというプロチームのスクールへ行ってました。小学校4年生、5年生と横浜F・マリノスのユースチームに上がるためのセレクションを落ちたことをきっかけに小学校6年生頃から本格的に野球を始めました。
祖父が両方野球をやってました。父親も野球をやっていて選手時代は三菱ふそう川崎というチームでプレーしてました。現在は日本で大学野球の監督をしています。父親の本音は僕にサッカーを続けて欲しかったらしいです。
2, 今アメリカで野球をしている理由は何ですか?アメリカに移住して住んでいますか?あるいはシーズンが終わったら日本に帰りますか?
完全に移住はしていません。チームメイトの家にお世話になってます。
アメリカで野球をしているのは、母国以外の野球を体感してみたかったということと、この国でのプロとしての契約を目指しているからです。
そのようなことから、どのような機会でも野球をやれるチャンスがあればトライしようと決めていました。
今回様々な影響で、日本でも野球を普段通り行うのは難しい状況です。ここ、ウィスコンシンで野球が出来ることがとても幸せです。
3, アメリカに来て野球をするようになった理由は何ですか?
アメリカの野球に興味があって、プレーする機会を自分で調べてアジアンブリーズに参加しました。アジアンブリーズは日本発のトラベルシューケースチームでアリゾナの地でマイナーリーグ、メキシコプロチーム、韓国プロチームなどと試合をしてスカウトに診てもらうプログラムです。
そこで、今後もアメリカで野球がしたいという思いが強くなり、様々な人にサポートしてもらい居間に至ります
4, アメリカの野球と日本の野球と違いはありますか?
たくさんの違いがあると思います。球場の数、ベンチの使い方、試合進行のスピード、選手の振る舞い、練習時間、他にもまだまだあると思います。
でも、1番感じるのはストライクゾーンの違いです。外角がとにかく広く感じます。早く対応しないといけません。
5, ここまでのブルーリボンズでの経験はどのようなものですか?
大きな財産になってることは間違いないです。通常の日本でもこんなに試合をする機会はありません。(チーム数も少ないし、ほとんどトーナメント大会なので)
また、ブルーリボンズでは日本のチームにいたときには経験したことのない打順を任されています。それが非常に刺激的で、日々リードオフマンとしての仕事を勉強しながら試合に望んでいます。
1番打者として出来ることを増やすことで選手としての成長に繋がると思うので、良い経験になっています。

6, 文化や言語の壁による難しさはありますか?
野球をしているときはあまり感じません。完璧ではありませんが、大体言ってることを理解できていると思います。
しかし、野球から離れると分からないことが多く感じます。しかし、皆が分かりやすく話してくれたり、スマートフォンで翻訳してくれたりするので、どうにか意志疎通を取れています。
7, 対戦するチームやリーグはどうですか?
良い投手と対戦したり、良い打者と出会えたりすることもあるので、とても楽しめています。
また、たくさん試合をこなせる環境にあるので、このリーグはとても素晴らしいと思います。
8, また将来野球をプレーしにアメリカへ来る予定はありますか?
そのつもりです。サマーリーグが終われば一度日本に戻りますが、プレーできる機会があればすぐにでも戻ってきたいです。
9, 将来大学や野球に関して計画はありますか
プレーヤーとしてはまず最初の一歩として独立リーグやメジャー傘下を目指してプレーを続けていきます。
プレーヤーを引退してからの計画は教員免許を持っているので(小学校、中学校社会、高校公民)それを活かして高校野球や大学野球を教えていければいいなと考えています。
10, 野球において最大の目標は何ですか?
プレーヤーとして、そして今後なる得る可能性のある指導者として自他共に認めるプロフェッショナルになること、一生野球に携わることが最大の目標です。
