MLBマイナーリーグ現地レポート – 中村来生選手

2024年7月31日

皆さん、こんにちは！

今春にアジアンブリーズからMLB球団🇺🇸マイアミマーリンズとマイナー契約し、ドミニカ共和国🇩🇴ルーキーリーグでのシーズンを迎える中村来生選手（投手）に前半戦の話を伺いました。

・ここまでのシーズン個人としてはどうですか？

マイアミ・マーリンズでのシーズン前半戦を終えて、最初は慣れなかった気温や食事、様々な環境、言葉にも今は少しづつ慣れ、野球にも集中出来るようになってきたと思います。前半戦は内容としては満足できるものではありませんでしたが、1試合1試合反省と修正を重ね、良い所はしっかりと伸ばしていけるように、毎日自分の課題に向き合ってきました。少しづつ良い物も出てきているので、後半戦もしっかりとやるべきことに向き合い、取り組んでいきたいと思います。

・球団の雰囲気はどうですか？

チームの雰囲気は日本ではなかなか出来ない体験をしていると思います。もちろん雰囲気は凄く良いですし、チームみんな元気で、全員勝ちへの思いが強いので、最高のスタッフ・チームメイトと野球がやれていると思います。こっちの選手は、自分が思ってた以上に1人1人の能力が高く、16歳、17歳にして普通に95マイル〜100マイルを投げる投手がゴロゴロいます。いつも自分への良い刺激になっていますし、世界には色んな選手がいるのだと改めて感じています。

・野球以外の生活はどうですか？

野球以外の生活では、スタッフを含め監督・コーチ・選手みんなが気さくに近寄ってきてくれ、沢山話しかけてくれます。英語とスペイン語が飛び交う中でみんな優しく教えてくれますし、特に若い選手達は日本語にも興味があり、いつも言葉の交換をしています。自分もまだまだ言葉は喋れませんが、みんな同じ人間です！ノリと勢いで上手くコミュニケーションを取ることで、1人1人との距離も縮まってきました。食事は豆やお肉などタンパク質が多い料理が沢山あり、凄く美味しいです。ものすごく海が綺麗だったり、街でも現地の人は優しく生活もしやすいです。

・後半戦に向けて意気込みを下さい。

後半戦は「何かを大きく変える」ということよりも、前半戦で出せた「良い物、良い感覚」をしっかりと再現できることを意識し、1日1日少しでも成長できるように取り組みたいと思います。ドミニカに来て、野球環境の違いはもちろん、生活環境、食事、仲間、文化なども全く違うからこそ、毎日が新鮮で良い体験ですし、勉強になることばかりです。後半戦も野球はもちろんですが、色々な文化にも触れ、挑戦し、後悔のないように戦っていきたいと思います。