2025年アジアンブリーズ戦士最後のインタビューになるのは進藤天選手。山梨学院高校ではキャプテンとして春の甲子園で優勝を経験した走攻守揃った若き内野手。今後が非常に楽しみな19歳にアジアンブリーズで何を感じ学んだのか、話を聞いてみました。

Q. アジアンブリーズへの参加を決意したきっかけと理由
A. 今の自分の現在地を明確にして、世界で戦える選手になる為に何が必要かを学び、また様々な事に積極的にチャレンジして、マイナーの選手のプレーはもちろん練習方法・考え方・情熱・姿勢を目で見て肌で感じ、成長する為の引き出しを沢山得たいと思ったからです。そして、今より2倍、3倍とレベルアップしたいと思ったからです。
Q. 監督やコーチからのアドバイスで印象に残った言葉
A. リスクテイクの話をしてもらい、自分のコンフォートゾーンから抜け出すことが重要で、どこかでリスクをとって行動することが必要であることを学んだ。リスクを恐れて行動をしなかったら、夢や目標に辿り着ける訳がないので、これから自分の「成長」「成功」の為にリスクを恐れず積極的にチャレンジしていきたいと思います。
Q. 参加中に何かを変えた、または工夫したことはあるか。
A. 脱力を強く意識しました。脱力することは簡単そうで、難しいと思っていますが、松坂コーチに「脱力」についての助言をもらいました。それ以降リラックスした状態からインパクトを迎えることを考え、いつも以上に脱力をするようにしました。また、「グリップと芯の関係性」についても指導してもらい、今までなかった考えを持ったことで芯を走らす感覚を覚えました。そして、再現性を上げるために、打撃フォームも無駄をなくすように心がけました。

Q. この3週間、自身が得たもの、今後に生かすことができる能力
A. この3週間、英語が分からなくても知ってる単語を使って積極的に海外選手とコミュニケーションを取るようにしました。海外選手の話を聞くことで日本とは違う理論や取り組み方について学べました。海外選手から教えてもらった理論は、自分に必要なプレーの引き出しだったのでカタコトの英語でも話しかけて良かったと思いました。恥を恐れずに積極的にチャレンジすれば、自分にとって大きな発見があると思います。今後、野球選手としても、社会に出てからも様々な事に積極性を忘れずチャレンジしていきたいと思います。
Q. 今後の自身の目標、目指す場所
A. 日本史上No. 1のショートになり、世界でも通用する選手になる。今回のアジアンブリーズで、自分の現在地が明確になり、フィジカルの部分がとても重要になってくると感じたので、今まで以上にウエイトトレーニングに力を入れて、100倍の努力と100倍の工夫をして、レベルアップしたいと思います。
Q. これからアジアンブリーズや海外野球に挑戦する選手へのメッセージ
A. メジャー選手、メジャークラスの選手と対戦して、100マイルのストレート、スイングの強さや鋭さ、フィジカルなど、今まで15年間野球をやってきた中で体感したことのないレベルで野球ができました。これは、アジアンブリーズでしか体験できないことだと思います。アジアンブリーズでは、今まで経験したことのないレベルの選手と対戦でき、自分の強みや、課題が明確になり、レベルアップする為に必要なことが沢山見つかります。自分自身も収穫が山ほどあり、アジアンブリーズに行って本当に良かったと思っています。

アリゾナの地で現役メジャーリーガーなどの世界のトップレベルとこの歳で対峙することができた進藤選手。同じ年代のマイナーリーガーたちとも多く対戦しましたが、特に守備においては彼らに遜色ないレベルだったのが印象的でした。進藤選手の新たな挑戦が今年始まります。そちらの発表も乞うご期待です。
【進藤選手 2025年アジアンブリーズ成績】
10試合
打率.188
34打数
6安打
出塁率.235
アジアンブリーズでは、2025年度北米サマーリーグ選手を現在募集しています!2ヶ月間で40から60試合を行うので野球選手に最も大事な試合経験を積めるのが最大の特徴になります。また日本人チームのアジアンブリーズとは違い、アメリカコミニティーに入っていくので、英語漬けの日々でアメリカの文化も学べるのがサマーリーグ。野球はもちろんのこと生活の中でも日本との違いに気づき、これまでの価値観が変わっていきます!

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