中南米ウィンターリーグ体験記 – 根岸涼選手

皆さん、こんにちは!

中南米ウィンターリーグの一つのコロンビア🇨🇴ウィンターリーグのカイマネス・デ・バランキージャでプレーを終えた根岸涼選手(投手)に2023-2024年冬シーズンの話を伺いました。

初のコロンビアウィンターリーグを終えて

初めは不安の方が大きかったですが、日々を過ごしている中でスタッフやチームメイト、ファンの方々に支えられてとても充実した日々へとなりました。なにより日本人の代表として招いていただきしっかりと結果を残せたことに安心しています。そしてこのような機会を頂けたことに心から感謝したいと思います。

コロンビア野球として、やはり海外の選手は体の大きさやパワーが日本とはワンランク上だと思いました。日本では僕のストレートでも速球派と言われましたがリーグ全体に94〜96マイルを投げる投手が沢山いたのでまだまだパワーでは劣っているなと強く感じました。ただその中でもコントロールや配球など日本人の良さである繊細さや丁寧に打者を攻めていくという点では通用できたかなと思います。

自身の成績やプレーを振り返って

初めのうちはボールの違いなどで苦労した部分もありましたが、試合前練習や普段からなるべくボールを握っておくなどの工夫をし、開幕を迎えると20イニング連続自責点0や三振もイニングを上回る数奪うことができ、起用法も8回や9回などの試合終盤を任せていただき、最終的にシーズンMVPへと選出していただけたのでとても充実したシーズンを送ることができたと思います。また日本の独立リーガーでも世界のリーグで戦えると言うことを示すことができたのでよかったと思います。

野球以外の生活はどうですか?

食事の面でかなり苦労をしました。初めのうちは慣れない食事がなかなか喉を通らず、お腹を壊すことも多かったです。腹痛薬や痛み止めなどはマストだと思います。他にもホテルのシャワーからお湯が出なかったりと慣れるまで時間がかかりましたが、なんとか色々な人の助けを借りて乗り切ることができました。

成長したこと

海外で約2ヶ月半暮らすなどは1年前の自分からは想像もできなかったですが、今回の経験でより海外の野球が好きになったし、まだまだ野球が上手くなりたい、上のレベルでプレーしたいと思いました。そしてなにより人生の中で挑戦することの楽しさやその価値を改めて知ることができたと思います。

これから海外を目指す選手に向けて

私と同じように色々なことに不安を抱えている人がいるかもしれませんが、思い切って挑戦してきてください。たとえ言葉が話せなかったり、文化や慣習が違ったとしても現地の方々はあなたを温かく迎え入れてくれます。人生は挑戦の連続です。若いうちであれば何も失うことなく存分に挑戦できると思います。日本では得ることのできない経験を体感して来てください。経験に勝る財産はありません。ぜひ1人でも多くの選手が海外でプレーすることを祈っています。

チーム成績

41試合26勝15敗(リーグ優勝)

個人成績

登板数21
イニング数26.1
防御率1.71
失点7
自責点5
奪三振28
与四死球9
*リーグMVP受賞

言葉も文化もわからない中南米という初の海外リーグで、MVP受賞しチームのリーグ優勝に貢献した根岸投手。一冬を超えて多くの成長を遂げた彼の次のステージに向けての挑戦はどうなるか。

引き続き根岸選手への温かいご支援ご声援を宜しくお願い申し上げます❗️

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#アジアンブリーズ を忘れずに❗️

Changing Lives !!

Asian Breeze

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