【2024アジアンブリーズ体験記 】北原翔選手

約3週間のアメリカでの活動を終えたアジアンブリーズ。各チームに戻ってから数日が経ちましたが、それぞれの所属先ですぐにスタメン出場し、また選手自身の目標に向かって走り出しました!アメリカで得たものをすぐに日本で実践する場があります。

そこで、アメリカ帰国直前に実施した選手インタビューをご覧ください!今回は北原翔選手 (茨城アストロプラネッツ)です。北原選手は主に捕手や内野と多くのポジションを守り、ユーティリティープレーヤーとして出場機会を爆増させた選手です。果たしてどのような声が聞けるのでしょうか。

Q. アジアンブリーズへの参加を決意したきっかけと理由
A. 自分はこれまでの試合経験が少ないので、より成長してNPBに行きたいという気持ちがあります。また、アジアンブリーズではメジャーリーグ球団の有望選手のような、年下で格上の選手と対戦できる機会がありますし、そのワクワクした気持ちもあるので、参加を決意しました。

Q. 参加前に考えていた自身の課題、実際に試合を通じて感じた課題とのそのギャップ
A. 参加前は速球に差し込まれることが多かったので、それを克服することを課題に考えていました。2023年秋に宮崎フェニックスリーグに参加しましたが、速球に負けないと勝負ができないと実感できたので、よりアジアンブリーズに参加したいと思いました。逆に参加中は、速球に対応しようとするあまり、逆に甘い変化球に手を出せなくなった新たな課題も出てきました。同時に体の小ささとなど、アスリート的な体も必要だと感じました。それでも、参加前から課題だったまっすぐに対応できるようになってきたので、プラスの面もあります!

Q. 色々なポジションを守ったが、自身で1番合っている、力が発揮できると思える場所
A. こだわりのポジションというのはありませんが、多くの場所を守って試合機会を増やさなければならないですし、もっと捕手として成長しなければなりません。特にアジアンブリーズやアストロプラネッツでもチームメイトの大友(宗)さんはライバルで、リード面でも学ぶことがたくさんあります。

Q. 監督やコーチからのアドバイスで印象に残った言葉や行動
A. アメリカのコーチの皆さんはミスに寛容でした。自分たちが成長段階だとわかっていましたし、なぜエラーしたのか考える時間をつくりなさいという言葉。ケン・ハッカビーコーチの「プレーについてゆっくり考える時間を得る」というお話が印象的でした。頭は冷静に、プレーは熱くという感じでしょうか。

Q. アメリカでの試合を通じて自身が成長したと思えた瞬間や試合
A. 2試合あります。まず、2戦目のNCダイノス戦です。速球に差し込まれてしまうことが課題でしたが、韓国プロ野球1軍投手相手にゴロだったものの、センター前にヒットを打つことができました。次に5戦目のミルウォーキー・ブリュワーズ戦です。結果はライトフライだったのですが、力負けせずに手ごたえある打撃をすることができました。

Q. この3週間、自身が得たもの、今後に生かすことができる能力は何か
A. 野球はミスのスポーツだということを学びました。ミスの原因を深堀りすることが大事で、反省からの学びを得ることの重要性を感じました。すべてのものを理解しようとする貪欲な気持ちと、ポジティブに課題を見つけて行動していくことは今後も継続していきたいと思います!

Q. 今後の北原選手自身の目標、目指す場所
A. NPBという明確に目標とする場所です。これまで多くの方々に支えて頂いたので、最後は目に見える形で恩返しをしていきたいと思います。

Q. これからアジアンブリーズや海外野球に挑戦する選手へのメッセージ
A. 見た人にしかわからない世界があります。事前に情報を調べることは大事ですが、それが本当かどうかは現地に行かないと分かりません。しかし、挑戦しようとするとお金がかかるなど、やらない理由が浮かんできます。それらを振り切ってでも、アジアンブリーズでの3週間は参加する価値があります!勇気を出して最初の一歩を踏み出してほしいと思います!

試合後は必ず、松坂賢コーチと試合内容や課題を振り返っていた姿が印象的だった北原選手。常に自分を成長させようとする言動と行動が周囲の選手に良い影響を与えていたことは間違いありません!

来たるNPBドラフトで「北原翔」の名前が呼ばれるその日まで。そして、より多くのファンに愛され、NPBチームのグラウンドで躍動する姿を描きながらさらなる成長を続けていきます!今後も北原選手の活躍にご期待ください!

【北原選手 2024年アジアンブリーズ成績】
10試合
打率.233
30打数
7安打
4得点

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