アメリカ独立リーグ体験記：福田満樹選手

2022年9月17日

皆さん、こんにちは！

アメリカ🇺🇸4大独立リーグの1つであるフロンティアリーグのオタワ・タイタンズに所属する福田満樹選手の初プロ野球選手としてのシーズンが終わり日本へ無事に帰国しました。

チームはシーズン56勝39敗で東地区8チーム中3位でプレーオフに進出。1試合のワイルドカードは勝利しますが、2戦先勝のディビジョンシリーズで惜しくも敗退してしまいました。初シーズンでプレーオフも経験した福田選手に今シーズンを振り返ってもらいました。

初のアメリカ独立リーグシーズンを終えて: 野球が楽しくて1日を向かえるのが楽しみで仕方ありませんでした！あっという間にシーズンが終わりました。
１年目なので毎日が新しいことばかりで学ぶことが多く、色々な経験をできとても濃ゆいシーズンでした。マイナーリーグ名物の長距離のバス移動も経験でき、北米で野球をするには色んなことを乗り越えていかないといけないなと思いました！でも何よりも毎日が楽しくてもっと野球が好きになりました！
アメリカでのプロ野球はどうでしたか？: 今までやってきた野球とは全く違ったので最初は戸惑うこともありました。でも周りには経験のある選手が多くいたのでアドバイスもらったりして毎日成長することを心がけて日々を過ごしました。シーズン終盤になるにつれてベテランの凄さを感じることができ、経験を積むだけでこれだけ違うのかと思いました。
自身の成績やプレーを振り返って: とても悔しいシーズンでした。シーズン序盤は順調だったんですが、試合数を重ねるにつれて自分の弱点をさめられプロの厳しさを味わいました。まずはファストボールを打てないとアメリカでは絶対に通用しないなと思いました。
守備では納得いく成績は残せました。盗塁阻止も5割以上だったので自分の良さを発揮できたと思っています。フレームも目線の使い方を改善してツーシームやカットボールなど小さくて速い動きに対応できてるようになりました。
野球以外はどうでしたか？: チームメイトに恵まれストレスを感じることなく過ごせたのはとても良かったなと思います。英語も少しは理解できるようになりとても楽しく過ごせました！今オフは英語の勉強をして来シーズンに向けてしっかり会話できるようになりたいと思いました。
生活面は全然困ることなく過ごせました。球団が用意したアパートで6人で生活をし、みんなで映画を見たりオフの日にビーチに行ったりとても楽しく過ごすことができたなと思います。ご飯はなるべく自炊をして栄養を意識して過ごしていました。毎日試合があるので痩せないことと疲労を次の日に残さないことを心がけました。
今後の目標について: MLBチームとの契約です。ですがまだまだ実力が足りません。今シーズン過ごし自分に何が足りないかわかりました。フィジカル・メカニクス・マインドすべてにおいてMLBレベルにするのが今の目標です。
これから海外を目指す選手に向けて: 言葉の壁など気にせずにどんどん挑戦したほうがいいと思います！正直、インターネットがあるのでどうにかなります！
海外の選手たちはとてもフレンドリーで明るいので日本よりもプレーしやすいし、褒めてくれるので自分の長所に気づくきっかけになると思います！
勇気を持って一歩を踏み出せば素晴らしい出来事が必ずあります！
世界で日本人が活躍しましょう！