サマーリーグ現地レポート – 中原康聖選手

2023年7月16日2023年8月25日

皆さん、こんにちは！

2023年アメリカ🇺🇸サマーリーグもあっという間に前半戦を終え、それに伴い各選手にこれまでの話を伺いました。

第9弾はアイダホ州カルデウェル市のソートゥースソックアイズに属する中原康聖選手（捕手）です！

ここまでの野球はどうですか？

自分の成績としては打撃で苦しんでおり、監督やチームメイトのアドバイスなどを聞きながら、少しでも良くなるようにもがいているというのが今の現状です。守備に関しては、チームのピッチャーとも連携がとれ、チームに貢献出来ているかなと感じます。チーム全体としては個々人が何か光るものを持っていて、全チームメイト、監督、コーチから学べることがあるなと感じています。

僕が感じた日本の野球とアメリカの野球の違いはアメリカの方がミスを恐れずトライすることが多いことです。打撃では初球からガンガン振ってくる打者が多いですし、走塁では次の塁を狙う姿勢が常にあります。守備では難しくてもアウトを取るためのバウンドに入りますし、多少無理かなというタイミングでも必ず送球までやり切るという選手が多いと感じました。

チームの雰囲気はどうですか？

チームの雰囲気は大きく勝ち越していることもあってすごくいいと感じます。試合でプレーしている時はもちろん真剣そのものなのですが、その中でも日本よりも野球を楽しもうという雰囲気を感じるのが新鮮だなと感じています。移籍して来て初めて出場した時には、「今日は成績を気にせず、とにかく楽しめ」と監督に言われて緊張が和らいだのも覚えています。ホームスタジアムでプレーする時には日本の学生野球・社会人野球では経験できない様なイニング間のイベントや会場を盛り上げるアナウンスがあり、とてもいい雰囲気の中野球が出来ています。

野球以外の生活はどうですか？

ホストファミリーに恵まれており、快適に生活できています。家にはシアタールームなどもありすごく広く、アメリカはすごいなと改めて感じました！食事面では僕のために白米やラーメンなどの日本食も用意してくれたりして、ホストファミリーにはとても感謝しています。独立記念日のオフには朝はチームでパレードに参加し、昼は川にラフティングに連れて行っていただき、夜には花火もして、アメリカの文化を感じながら充実した1日を過ごすことができました。英語に関しては時々分からない時もありますが、聞き返すともう一度丁寧に言ってくれたり、単語が分からないことを伝えると説明してくれたりするので周りの人たちの優しさに助けられています。

後半戦に向けて意気込みを下さい。

自分の課題である打撃で少しでもいい結果を残して、より多くの出場機会を得られるように頑張ります！！