2023アジアンブリーズ体験記 – 佐野太河選手

2023年アジアンブリーズに参加した佐野太河選手にアメリカで感じたことなど語っていただきました。

Q. アジアンブリーズを通してマイナーリーガーと対戦して感じたこと

A. マイナーの選手は身体がとても大きくて、スイングスピードが非常に速く、どんな球に対してもフルスイングで対応してきました。少し甘い球を投げてしまったらホームランにされるという怖さがありました。ほかの投手の対戦を見ていてストレートに対して滅法強いと感じました。

練習試合というのもありますが、日本のように勝つためにバントだったりエンドランだったりで細かいところを突いてくるような感じではなく、それぞれの選手がいい所を伸ばすような雰囲気がありました。アメリカの野球の良さを感じると同時に日本の野球も素晴らしいなと思いました。


個人的にはナックルに対してもどんどんスイングしてくるので、ストライクゾーンにナックルをまとめれば通用しそうだと感じました。

Q. アジアンブリーズを通してMLB球団のスプリングトレーニング施設を訪れて感じたこと

A. どの球団もグラウンドの敷地が広く、練習できる場所が何面もあり、それぞれの選手が必要な練習を好きなだけできているところが、効率も良くてとても良いと思いました。また試合でもトラックマンのデータが表示されながらプレーできるところが新鮮でとても良いと思いました。また全面芝のグラウンドは綺麗でプレーしていて楽しかったです。

Q. アジアンブリーズを通して学べたこと、得たこと、成長できたこと

A. 結果を求められる中で、自分に必要なものは何かをよく考えることが出来ました。今まで以上に自分と向き合えたことが大きかったと思います。プレイヤーとしての気持ちの持ち方を学べたのが良かったです。自信を持ってマウンドにあがることの大切さを学びました。

また日本との文化の違いを野球でもそれ以外の場面でもたくさん感じることが出来て勉強になりました。

Q. 今後の目標について

A. 野球は引退しますが、どんな形であれ、またアメリカに来て活躍できるような人間になりたいです。

Q. 海外挑戦を考えている選手へのメッセージをお願いします!

A. 海外は野球はもちろん、生活面でも実際に行かないと分からないことがたくさんあり、とても価値のある学びができるので、海外に少しでも興味を感じている人はどんどん挑戦するべきだと思いました

貴重なナックルボーラーとして挑戦し続けた佐野選手ですが、アジアンブリーズを最後に現役引退を決断。今後の佐野選手の新たな挑戦を応援しています。

皆様の暖かいご支援・ご声援を宜しくお願い申し上げます。

Assume Nothing!

Asian Breeze

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