【2024アジアンブリーズ 】全日程を終えて💥

2月下旬から始まった2024年アジアンブリーズの活動は最終日を迎えました。最初22名だった登録選手も途中、トレバー・バウアー選手も参加するなど補強選手も加えて約3週間、アメリカ国内で10試合を戦い抜きました。

アジアンブリーズの強みの1つはアメリカ現地の実績ある指導者から直接指導を受けることができること。マーク・ミニコジー監督とケン・ハッカビーコーチ、そして、トロ・バルデラストレーナーのお三方とのコミュニケーションも選手たちにとって貴重な体験です。日本語ではなく、英語を使ったお話。意思疎通が取れるかどうか、これも日本国内ではなかなか体験できません。

今回、インターンと参加したマックス・ヘルマンさんの通訳のおかげもあり、言語の壁も乗り越えることもでき、アジアンブリーズはチームとして出来上がっていきました。

チームとしては、アメリカに到着してから2日目で即試合。初戦のアリゾナウエスタン・カレッジ戦では時差など環境適応を求められる段階での状態でも、乱打戦を演じ、結果はサヨナラホームランを被弾するも11-12という劇的な試合でした。

韓国プロ野球NCダイノス戦後の写真撮影

序盤はそのほか、韓国プロ野球のNCダイノス、アジアンブリーズとの試合が市の一大イベントになっているサンルイス・オールスター、そしてオタワ大学アリゾナ校と試合が続きました。

当初はユマに宿泊していたチームは、途中で活動拠点をフェニックスに移します。そこではアジアンブリーズ最大の売りでもあるメジャーリーグ球団との対戦です!今回、対戦したのはミルウォーキー・ブリュワーズ、ロサンゼルス・ドジャース、ロサンゼルス・エンジェルス、シカゴ・カブス、オークランド・アスレチックスでした。

特にドジャース戦ではバウアー選手が参加し、日本国内のみならず、アメリカや世界中を巻き込む注目度の中でプレーしていました。一流選手のプレーを間近で見る機会は選手たちにとって今後の野球人生においてよい影響があること間違いなしです!

試合内容としては敗れはしたものの、どの試合も接戦が多く、各球団の有望選手たちを相手に堂々とプレーする選手の姿に成長を感じていました。実際に新しい挑戦をした選手、新しい価値観を手に入れた選手、新たな目標ができた選手、すべてが「新しい」ことの出会いです。

最後戦はフェニックス・カレッジとの試合。残念ながら雨でノーゲームとなってしまいましたが、記念撮影の場ではまるで以前からずっと一緒にプレーしていかのように雰囲気で笑顔がはじけていました!

ロサンゼルス・ドジャース戦後にバウアー選手と一緒に写真撮影

こうして約3週間の活動を終えたアジアンブリーズ。各所属チームに戻って今回、得たものを存分に発揮してそれぞれが目指すステージにたどり着いてほしいです!また全員揃って1つのチームとして戦うことはもうないですが、この出会いが人生を豊かにすることを願って….

アジアンブリーズも次の6年目に向けて新しいスタートを切りました!今後は北米サマーリーグ参加選手の募集、そして2025年2月の新アジアンブリーズの募集などやるべきことがたくさんありますが、こちらも着実に前進していきます!今後の活動にもご期待ください!

【2024年アジアンブリーズ試合結果】

10試合1勝8敗(降雨ノーゲーム1試合)

第1戦 vs アリゾナウエスタン・カレッジ 11-12 X
第2戦 vs NCダイノス 5-12 X
第3戦 vs サンルイス・オールスター 3-5 X
第4戦 vs オタワ大学アリゾナ校 5-2 O
第5戦 vs ミルウォーキー・ブリュワーズ 1-4 X
第6戦 vs ロサンゼルス・ドジャース 2-4 X
第7戦 vs ロサンゼルス・エンジェルス 0-2 X
第8戦 vs シカゴ・カブス 1-11 X
第9戦 vs オークランド・アスレチックス 1-9 X
第10戦 vs フェニックス・カレッジ 0-0 (※降雨ノーゲーム)

最終戦後の全体写真

アジアンブリーズでは、2024年度北米サマーリーグ選手を現在募集しています!2ヶ月間で40から60試合を行うので野球選手に最も大事な試合経験を積めるのが最大の特徴になります。また日本人チームのアジアンブリーズとは違い、アメリカコミニティーに入っていくので、英語漬けの日々でアメリカの文化も学べるのがサマーリーグ。野球はもちろんのこと生活の中でも日本との違いに気づき、これまでの価値観が変わっていきます!

Changing Lives!

Asian Breeze🌪

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