約3週間という短期間で実践経験を得ることができるアジアンブリーズ。当プログラムの目玉はメジャーリーグ球団と直接対決ができることですよね!ここまで、ミルウォーキー・ブリュワーズ、ロサンゼルス・ドジャース、ロサンゼルス・エンゼルスと試合をしてきました。そしては今回は鈴木誠也選手と今永昇太選手が所属するシカゴ・カブスが相手です。
試合会場はカブスがスプリングトレーニングを行っているスローン・パークにあるサブフィールドです。カブスといえば、2016年に108年ぶりにワールドシリーズを制覇したことが記憶に新しく、歴史ある球団とこうして試合ができることはとてもありがたいことです。
この日のアジアンブリーズの雰囲気はいつもと少し違いました!新しいチームメイトが増えたのです!ジョン・スワンダ選手とヘイデン・キング選手の両投手で、投手陣だけでなく、チーム全体にとっても良い効果を期待したいところです。
こうして合流した2人はさっそくカブス戦に登板しました!まずはスワンダ選手が先発マウンドへ。実力を披露したいところでしたが、先頭打者にヒットを打たれ、盗塁などで進塁を許してしまいました。その後は味方のエラーもあったものの、初回2失点スタートとなりました。それでも続く2回のマウンドでは立ち直って無失点に抑えます。
そして3回からはキング選手が登場!1アウトから四球と盗塁でランナー二塁のピンチでしたが、後続を抑えてここは無失点の好投を見せました!
一方でアジアンブリーズの攻撃はどうだったのでしょうか。2回には台湾から参加しているホウ・ボールイ選手と続く扇の要、大友宗選手が相手のエラーで連続出塁してチャンスを迎えますが、後が続かず惜しくも無得点となりました。この日はカブス側のエラーが多く、出塁する機会が多く幾度となく得点チャンスがありましたが、あと一歩及ばないイニングが続きます。
その間、アジアンブリーズの投手陣は3回のキング選手以降は1人1イニングずつの継投で試合進行していきました。中盤からカブス打線が爆発し、なかなかその勢いを止められません。5回までに5点を取られ、7回には6番手・中村来生選手が連続長打を浴びるなど3失点、続いてマウンドに立ったブライヤン・ワーザック選手も同じく3失点で、8回終了時点で11点差ととても厳しい展開となってしまいました…
しかし、ここで終らないのが今年のアジアンブリーズです!迎えた9回には大橋武尊選手とカルビン・ロッカー選手の活躍で1点を返しました!残念ながら反撃はここまでとなり、2ケタ失点での敗戦となりました。
これまでの試合ではロースコアの試合が続いていただけにとても悔しい負けも、選手たちの気持ちの切り替えが早いです。帰りの車の中では試合を振り返って課題を発見し、次につなげようする選手や栄養補給や睡眠時間を確保して体調管理に徹する選手、または好きな音楽でリラックスする選手など、それぞれが次戦に向けて準備する姿がありました!
次の相手はオークランド・アスレチックスになります!実践経験を重視しているとはいえ、チームとしてもっと白星がほしいところ。次回の試合にご期待ください!
3-13-2024 1pm | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
Asian Breeze | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 6 | 0 |
Chicago Cubs | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 | 3 | 0 | 11 | 17 | 3 |
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