前日のDay3では韓国プロ野球のNCダイノスと対戦したアジアンブリーズ。試合こそ敗れてしまったものの、1軍選手が揃う相手に5得点と健闘しました。
そして迎えたDay4の対戦相手はサンルイスオールスター。アジアンブリーズ創設時から良好関係で、この対戦カードを市の一大イベントとしており、毎年のように盛り上がりを見せています。最近、市長が代わったそうなのですが、継続して試合ができることに感謝です!
試合前にはホームランダービーが行われ、アジアンブリーズからはカルビン・ロッカー選手と大友宗選手が出場。ライナー性の打球こそ多いものの、なかなかボールをスタンドまで運ぶことは難しかったようで苦戦していました。それでも選手本人はもちろん、球場全体が大盛り上がり!パワー自慢の男たちが試合に向けて弾みをつけていました。
ちなみに今試合はナイトゲームであり、プレイボールの夜7時には肌寒く感じました。時差ボケやアリゾナの暑さ、そして寒さと環境適応を求められた選手たちは自身の力を発揮できたのでしょうか!?
(写真はホームランダービーの大友宗選手)
アジアンブリーズは3試合連続で先行であり、連日の先取点といきたいところでしたが、この日は三者凡退から始まります。変わって、この日の先発マウンドを託されたのは、前日に続いて山田大河選手。味方のエラーもあり、満塁のピンチを迎えますが、ここは踏ん張って無失点に抑えます。さぁ、ピンチの後にチャンスあり?
試合が動いたのは2回のサンルイスの攻撃。加藤新大投手が走者を背負うも2アウトまで粘りますが、ヒットと制球を乱してしまい、先制点を献上してしまいました。
ここから劣勢からの粘りのチームの強みが発揮されます。失点した直後の3回には、こちらも相手の与四球などでチャンスをつくると、髙田龍選手が2点タイムリーを打って息を吹き返します。また、続く4回にはアーロン・タカクス選手の犠牲フライで得点を重ねます。
(写真はこの日チーム2安打中の1安打の高田龍選手)
今回の試合では長短打こそありましたが、両軍の投手が制球を乱す場面が多く、試合はロースコアで進行したものの、寒さと闘いながらの厳しい試合となりました。試合終了時点では既に時計は22時頃でなんとかフルイニングを戦いきりました。
試合としては3連敗となってしまったものの、数字以上に短期間で選手たちが異国の地に適応してきている様子や雰囲気づくり、成長を目指す貪欲な姿勢と、本当に数日前に集まったばかりのチームなのかとチームワークの良さが際立っています。
こうしてチームとしてのオープン戦が終了。休養と練習日を過ごして、選手の強みをさらに発揮する準備を行っていきます。これぞ、嵐の前の静けさでしょうか。チーム名通り「アジアの神風」をアメリカ国内に吹かせます。
アジアンブリーズの爆速進化にご期待ください!
3-2-2024 7pm | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
Asian Breeze | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 3 |
San Luis All Stars | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 5 | 9 | 0 |
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